土地探しを始められた方の多くが疑問に思われる「建築条件付土地」について具体例も交えて解説していきます。
そしてこの記事を読んでいただければ、建築条件付土地のメリットとデメリットを理解してあなたにとって合っているかを知ってもらえます。ぜひ最後まで見てみて下さい。
建築条件付土地とは
建物の建築会社が指定されている土地を建築条件付土地と言います。
わかりやすく言うとこの土地を買うならここの会社で建物を建ててね。という決まりがある土地ということです。
反対に、どこの建物会社で建ててくれてもいいよ!と言う土地を建築条件無の土地と言います。
建築条件付土地のメリット
- 価格面
条件無の土地に比べて価格が安く設定されている事がほとんど。
そして建築条件付土地の条件を外してもらう交渉をする場合、相場200〜300万円の金額上乗。
それでも条件外しに応じてくれるケースは少なく、外せるのであれば平気で上乗せして購入されます。 - ロケーション
新しく作られた住宅地の場合が多く、新しいお家が立ち並び綺麗な街並みで近い世代の方が多く住む可能性が高いです。 - 引渡し時期
販売元が土地、建物ともに同じ会社の場合が多く、交渉次第で土地の引渡し時期に融通を利かせてくれる可能性が高いです。住宅ローンを利用する場合、土地の引渡時からローンの返済や金利の支払いがスタートし賃貸にお住まいの方にとって負担が多くなりがちです。土地引渡時期に余裕があると打ち合わせをじっくり時間をかけて進める事も可能です。 - 解除要件
指定の建築会社と契約が出来ない場合、違約金などがかからない白紙解約をする事も可能です。
例えば、土地の契約をしてから建物の打ち合わせを進めたが、担当者が契約前と全然態度が違ったり、ご自身の要望を叶えられないような会社だった場合は建物の契約ができず、土地の契約を白紙解約にする事ができます。 - 契約不適合責任
土地の販売元(売主)が不動産会社のが多く、その場合は必ず契約不適合責任を引渡しから2
年間負わないといけません。
例えば土地の引渡を受けて建築をスタート、地中から大きな石などが出てきた場合、売主の費用負担で除去してもらう事ができます。
建築条件付土地のデメリット
- 建築会社が指定されている
建築条件付土地の指定会社は地元の工務店が多いです。
会社によって価格も出来ることもさまざま。どうしても採用したい設計や仕様、設備などを叶えられない可能性もあります。
私がおすすめする土地探しの順序
- 建築条件付の土地から探す
- 指定の建築会社の説明を受け、モデルハウスを見学する。
- 指定の建築会社で満足がいかなければ希望に沿ったハウスメーカーや設計事務所に行って条件無の土地を探す。
まとめ
建築条件付の唯一、最大のデメリットは建築会社が指定されていること。この点をクリアできれば建築条件付きは非常にメリットの多い選択肢だと言えます。
私がおすすめする土地を探す場合は先ず、建築条件付の土地から探して気になる土地があればその建築会社の建物を見学したり説明を受ける。そしてどうしてもその建物会社で満足がいかなければハウスメーカーや設計事務所の建物を選び、建築条件無の土地を探す事をおすすめします。
コストパフォーマンスの観点で言うと建築条件付の方が優れている場合が多いです。
最後まで記事を読んでくださり、ありがとうございます。あなたにとって最良の選択をしてもらえれば嬉しいです。それではまた。
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