今回は新築一戸建を探し始めたあなたに向けて
新築建売か新築注文建築どちら向いているかを判断する為の情報をお届けします。
私が友人にアドバイスするなら先ずはコストパフォーマンスの良い建売から見始める事を
おすすめします。
ただ、一番重要な事はどちらがあなたにとって合っているか。
この記事を読んでいただければ、どちらが合っているかがわかっていただけるはずです。
先ず最初にそれぞれの言葉の意味を理解しましょう。
- 新築建売(しんちくたてうり)
新築建売は、建設会社や不動産会社があらかじめ設計・建築した住宅を販売する方法です。
建設者が予め建物を完成させ、販売するため、建物の完成度や間取りなど、購入前に
実物を見て確認できます。
一般的には、建物の外観や内装、仕様などが決まっており、販売時には完成していることが
多いです。 - 新築注文建築(しんちくちゅうもんけんちく)
新築注文建築は、購入者が建築会社に自身の要望や希望を伝え、それに基づいて建物を
建ててもらう方法です。
購入者は間取りやデザイン、内装や仕様、敷地の位置などを自分で選択することができます。
一般的には、建物の設計や建築プロセスに時間がかかるため、完成までには
相応の期間が必要です。
新築建売のメリット
- 既に完成しているため、即時に購入・早期入居が可能です。住宅ローンの兼ね合いで1〜2ヶ月でお引越しが一般的です。
- 現物を見ながら購入できるため、間取りや仕様を確認しやすいです。実際の大きさを見ることが
できる事はすごく良いですね。 - 建物の価格や環境が既に決まっているため、資金計画が立てやすいです。
新築注文建築のメリット
- 自分の希望に合わせた間取りやデザイン、キッチン等の設備を選ぶ事ができます。
- 新築建売よりも柔軟性があり、自由度が高いです。
- 自分の好みやライフスタイルに合わせてカスタマイズが可能です。
選ぶべき内容は、個人の好みやニーズによって異なります。新築建売はすぐに入居したい方や、
デザインや仕様にこだわりが少ない方に適しています。一方、新築注文建築は自分の理想の家を
建てたい方や、特定の要望や好みを実現したい方に向いています。
どちらの方法を選べきかは、以下の要素を考慮することが重要です。
- 納得感と自己表現: 自分の理想や希望を反映させたい場合は、新築注文建築が適しています。
間取りやデザイン、仕様など、自分の好みに合わせてカスタマイズできます。
建物が完成するまでの時間や手間を考慮しつつ、自己表現を重視することができます。 - 納期と即入居: 新築建売は建物が完成しており、即時に購入して早期入居することができます。
急いで新しい住まいが必要な場合や、手間をかけずに入居したい場合は、新築建売が
適しています。
一方、新築注文建築は建設プロセスが必要なため、完成までの時間がかかる場合があります。 - 予算と費用: 新築建売はあらかじめ建物が完成しているため、価格が明確です。
また、建築会社側の打ち合わせの手間が省ける分、注文建築に比べて安価に購入できることも
多くあります。
対して新築注文建築はカスタマイズの自由度が高い分、SNS等の情報で後からやりたい事が
出てきた時に当初の予算を超えてしまう可能性もあり、しっかり整理しながら予算と相談して
決めていく必要があります。 - まとめ
私は先ずはコストパフォーマンスの良い建売から見始める事をおすすめします。
そして建売で満足がいかないようであればコストは多くかかりがちですが、自由度が高くご自身の
お好みに合わせてカスタマイズできる注文建築の順番で検討すると、注文建築の打ち合わせを
進める時に必要な、図面から実際の大きさを読み取るの力もつき始めていると思います。
大事なのは予算・土地・建物を総合的に考えてどちらがご自身に合っているかを見定めることです。
しっかり整理してご自身に合った最高のお家を実現してもらえる事を願っています。
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